よくあるご質問

(1) 助成対象と応募資格について

他の財団から助成を受けている研究も応募できますか。
原則として同一の研究課題で他助成財団からの助成を受けていないものが対象です。
既に実施している研究でも応募できますか。
研究課題は、既に進行中のもの、あるいは新たに研究を開始するもの、を問いません。
国内の大学に所属していますが、外国人も応募できるのでしょうか。
日本国内の大学、公的研究機関およびこれに準じる研究機関に属する研究者であれば国籍は問いません。
ただし、申請書及び採択された場合の研究成果概要(英文も提出)、発表等は日本語となります。
年齢制限はありますか。
「奨励研究助成」は若手研究者の支援を目的とし、研究者の年齢が助成年度の4月1日現在において40歳以下とします。
「研究助成」および「研究助成(持続可能分野)」については、年齢制限はありません。
連続での応募は可能ですか。
「研究助成」、「奨励研究助成」は前年、前々年に当財団の助成を受けた方は、今年度は規定により、応募できません。
但し、「研究助成(持続可能分野)」(持続可能な社会構築に貢献する研究)への応募は可能です。
「研究助成(持続可能分野)」の助成を受けた方は、「研究助成」、「奨励研究助成」に連続して応募することはできませんが、「研究助成(持続可能分野)」への連続した応募は可能です。
来年度は、別の研究機関に移る予定です。その場合、申請できますか。
新所属にて研究が継続できる場合には、助成金は新所属に引き継ぐ事が可能ですので、申請できます。
申請時に対象年度からの所属変更が決定している場合には、事務局までお知らせください。
所属長の推薦状や公印は必要でしょうか。氏名の記載は直筆である必要がありますか。
研究助成を申請される際は、必ず所属長に推薦の承認を受けてから、申請書の「所属長の推薦」欄に所属長の氏名・役職等を記載して下さい。
推薦状および公印は不要です。また所属長の氏名記載は直筆である必要はありません。
所属長とはどのような立場の人でしょうか。
所属長とは学部長、研究科長、センター長などを想定しています。
また、応募者が複数いる場合、同じ所属長が複数人承認して頂いても構いません。
採否はいつ頃わかりますか。
採択予定者には、1月末までにメールにて連絡します。また、3月末までに全申請者に採否の結果を通知します。

(2) 申請について

申請書受理はどのように確認できますか
申請書送信後、「受付のご連絡」という件名で申請書を受付けたお知らせメールが送信されます(自動送信)。
申請書に確認事項や不備がある場合のみ、「受付のご連絡」メールの送信後に事務局からメールを送信します。
内容を確認の上、申請書を修正して再送等のご対応をお願いします。

(3) 助成金支給や助成期間について

支給の手続きや助成金の振込はどのようになりますか。
助成採択決定通知後、支給手続きの為のご準備をお願いします。
原則として助成金受給者の所属する研究機関の委任会計窓口を経由しての手続きをお願いしております。
助成金の振込は、当財団の規程により6月1日以降となります。
所属機関から、オーバーヘッド(間接経費)を拠出するように言われましたが、どのようにすれば良いでしょうか。
研究助成団体として間接経費(オーバーヘッド)を含めないようにお願いしています。
必要な場合は、当財団からオーバーヘッドを含めないよう依頼状を発行することも可能です。
研究が1年で終了しそうもありません。延長する事は、可能ですか。
原則として1年しか認めていません。事情によりどうしても、その期間に終了できない場合には事務局までご相談ください。
助成金の使用は3月に済んだのですが、支払いが4月になってしまっても良いでしょうか。
助成金は、原則として助成期間にご使用ください。
但し、費用の支払が所属機関の経理システムの事情等により翌年度になる事は、問題ありません。
その分も含めて使途報告書をご提出ください。

(4)助成金受給者の義務

研究助成を受けた場合の義務は何ですか。
研究成果概要(和文・英文)と助成金使途報告書をご提出頂きます(提出期限:助成年度の翌年9月末)。
詳細につきましては、事務局より助成年度の翌年7月頃ご連絡します。
研究成果概要をご提出いただいた翌年5月頃(助成年度の翌々年)に東京都内で開催しております当財団主催の研究成果報告会にてご報告して頂きます。
この報告会には当財団の役員、評議員等も参加しますので、資料として、和文の研究成果概要を配布させて頂きます。
助成決定以降においても、研究内容、研究倫理、経費処理等について重大な問題が生じた場合や内容の如何によっては、過去に遡って助成を取り消し、助成金返還を求める場合があります。
所属が変更となりましたら、マイページを修正の上、事務局にご連絡ください。
論文の公開が済んでいない為、成果概要の公開を待ってほしいのですが。
ご提出頂いた研究成果概要は情報公開の対象とさせて頂き、当財団のホームページに掲載しますが、掲載時期の延期等についてはご希望に添うよう配慮しますので、事務局宛ご連絡ください。
研究成果を外部に発表する際に手続きが必要ですか。
当財団の研究助成を受けた旨を明記し、別刷、PDF等1部を事務局へご提出ください。
研究成果を特許出願する場合手続きが必要ですか。
特に必要ありません。
使途報告の際、領収書の添付は必要ですか。
領収書の提出は不要です。
助成金は使い切ることが必要ですか。
助成金は全額使用して頂く事が必要です。申請時に全額使用の内訳を記載して頂いて審査をしておりますので、残金は想定しておりません。
なお、購入物品につきましては、年度内に発注して頂ければ、納品は次年度になっても構いません。

その他、ご不明な点がございましたら、下記宛メールでお問い合せ下さい。

公益財団法人 野田産業科学研究所 研究助成事務局
E-mail:grant01[at]nisr.or.jp
([at]を @ に変えて下さい)
〒278-0037 千葉県野田市野田338
キッコーマン中央研究所内
Tel:04-7123-5975;Fax:04-7123-5953